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〈佐賀豪雨・支援の輪〉兵庫県の中学が義援金 唐津・玄海での民泊が縁

投稿日 : 2019年10月5日 | 最終更新日時 : 2019年10月5日

[佐賀新聞LiVE]

2019/10/3

8月末に佐賀県を襲った豪雨を受け、兵庫県伊丹市の西中学校(大西規之校長)が2日、義援金10万円を被災地に送った。今年5月の修学旅行で唐津玄海地区に民泊した縁から、生徒と保護者が協力して寄付金を集めた。受け取ったNPO法人が、唐津市を通じて日本赤十字社佐賀県支部に届けた。

唐津市と玄海町では、修学旅行の中高生を一般家庭で受け入れる民泊が盛んに行われている。NPO法人唐津・玄海観光交流社が、交流人口を増やすために実施している。

同校の3年生178人は5月末、交流社の仲介で地域の45家庭に1泊した。地元食材を使った料理を一緒に作ったり、釣りをしたりしてホテルでは味わえない時間を過ごした。

その後、生徒らは8月末の豪雨で佐賀県が被害に遭ったことを報道で知った。生徒会役員を中心に支援に向けて動き出し、校門前で募金を呼び掛けた。保護者も、夏祭りへの出店で得た収益の一部を募金した。

義援金は9月30日、観光交流社に送られた。3年で生徒会長の大迫波瑠さんの手紙も同封してあった。「今でも楽しかった思い出は忘れられません」と民泊を振り返り、「少しですが役立ててください」と結んである。

交流社の坂口孝徳理事長(72)は「佐賀県で一晩過ごしたからこそ、豪雨のニュースを見て行動してくれたのだろう。生徒の思いやりは素晴らしい」と喜ぶ。義援金は県共同募金会などでつくる配分委員会を通じて被災者に届けられる。