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民泊解禁

投稿日 : 2018年6月20日 | 最終更新日時 : 2018年6月20日

愛媛新聞 – 2018.06.20

黒船を率いたペリーの「日本遠征記」を読んで日本への憧れを強くしたという。英国の外交官アーネスト・サトウが初めて来日したのは19歳、幕末の動乱期だった▲

「日本人は大の旅行好きである」と、のちに記している。書店には旅に役立つ宿や道のり、特産品を紹介した書物が並び、良質な地図が手軽に手に入ることに感心した。随分恩恵にあずかったのだろう。日本各地を精力的に巡り、多くの旅行記を残した▲

訪日客が急増する昨今、民泊新法が施行された。届ければ、年180日を上限に自宅の空き部屋を有料で貸し出すことができる。2年後、東京五輪を控える。宿泊施設の不足解消と地方の訪日客の受け皿役が期待されるが、厳しい規制の影響もあり、届け出は低調のよう▲

割安な民泊は長期滞在する旅行者に人気があるが、都市部の無許可のヤミ民泊で、ごみ出しや騒音の問題が相次いだ。心休まるはずの宿がトラブルの温床になってはいけない。新法を業界の健全な発展につなげたい▲

県内は18件の届け出があり、すべてホームステイのような家主同居型。おもてなしや異文化交流へ前向きな思いがうかがえる。食や文化など愛媛の魅力を存分に伝えてほしい▲

富士山や南アルプスにも登り、風光明媚(めいび)な日本の自然を愛したサトウ。帰任後、86歳で亡くなるまで日本との友好関係を続けた。地方へ足を延ばす訪日客は多い。「サトウ」との出会いは広がっている。