東京23区や大阪、京都など主要8都市のホテル客室数が2020年末時点で32万9700室となり、16年末から32%増えることが31日、不動産サービス大手CBREの調べでわかった。増加率は京都が57%増とトップで、大阪の42%増が続いた。東京は31%増だった。訪日外国人客の急増に対応し、開発競争が激しくなっている様子が改めて浮き彫りになった。

8都市全体で8万室増える。このうち京都は1万3千室、大阪は2万1千室、東京は2万9千室が新たに開業。20年時点の需要と供給のバランスをみると、東京では3500室不足するものの、京都と大阪では供給面が1万室以上、需要を上回るという。

調査は札幌、仙台、名古屋、広島、福岡を加えた8都市の17~20年のホテルの開業計画や需給バランスをまとめた。カプセルホテルや民泊の新設、既存ホテルの改装に伴う客室増は含まない。17年の訪日客数は前年より19%増えた2869万1千人。政府は東京五輪パラリンピックがある20年に4千万人に増やす目標を掲げており、CBREはこの目標が達成されることを前提とした。

割安な宿泊施設を選ぶ客が増え…