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イベント民泊 イベント開催時に自治体の要請で宿泊客を受け入れ

投稿日 : 2017年9月20日 | 最終更新日時 : 2017年9月20日

産経ニュース – 2017.09.20

この夏も、全国各地で多くのイベントが開催されました。夏休みを利用して、遠方に出掛けた方も多いのではないでしょうか。

 大規模なイベントが開催されると、特に地方で課題となるのが宿泊施設不足。この解決策として、いま注目されているのが「イベント民泊」です。通常、自宅の空き部屋を利用して民泊サービスを実施する際には、旅館業法に基づき適切な申請をしなければなりません。一方で「イベント民泊」は、お祭りやコンサートなど一定期間に多数の観光客が訪れるイベント時だけ、自治体の要請により宿泊客を受け入れます。私たちは、今年8月、徳島市で開催された阿波おどり期間中、同市からイベント民泊の運営を委託され、事務局を務めました。
 その際、70代のご夫婦は、阿波おどりに少しでも貢献できれば、という思いで初めて自宅の空き部屋を提供しました。宿泊したのは、一人旅の女性や家族連れ。ご夫婦は「初めて出会う方々と交流ができて楽しかった。ぜひまた泊まりに来てほしい」。宿泊客からは「ご夫婦の人柄に触れ、ホテルでは経験できない交流ができた。今度は2人に会いに徳島にきたい」との感想を頂きました。
観光×シェアリングエコノミーでは、ただその地を楽しむだけでなく、人と人との交流が生まれます。自分の資産や能力、時間などを必要とする人々と分かち、助け合う「共助の精神」で成り立つともいえます。自宅の空き部屋提供者は「新たな出会い」や「新しい働き方」を実現でき、観光客は「地元の人との交流」という付加価値を得ます。日帰りではなく宿泊することで、食事やお土産の購入機会が増え地元経済の拡大にもつながります。

 もし、お住まいの地域でイベント民泊が実施された際には、皆さんもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。人との出会いや交流を通じ、きっと豊かな経験が得られると思います。(パソナ ソーシャルイノベーション部 加藤遼)