一般社団法人日本民泊協会|公式サイト | 「ほとんどが金もうけ目的、運用は丸投げ」 広がるヤミ民泊、実態に迫る あなたのマンションも「感染」?

会員ログイン

「ほとんどが金もうけ目的、運用は丸投げ」 広がるヤミ民泊、実態に迫る あなたのマンションも「感染」?

投稿日 : 2017年8月28日 | 最終更新日時 : 2017年8月28日

Yahoo!ニュース Japan – 2017.08.27

一般の住宅に人を泊める「民泊」。都道府県への届け出などのルールを定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)が来春にも施行されます。しかし、民泊は法整備を待たずに広まっています。すでに全国で5万件以上あり、このほとんどが違法な「ヤミ民泊」だとされています。東京や大阪などの都市部ではマンションの一室をオーナーや管理会社に無断で使う例が多く、ネット上では「自分のマンションもヤミ民泊に『感染』しているようだ」などと不安の声が出ています。ヤミ民泊とは一体誰が運営していて、何が問題なのでしょうか。「ほとんどが金もうけ目的」と話す人もいる、その実態を探りました。(朝日新聞経済部・森田岳穂記者)

【写真特集】「禁止」と書いてあるのに…広がる「ヤミ民泊」 多数のキーボックス、あなたのマンションも?

ポストの中にカギが
 6月下旬、民泊仲介サイトのAirbnb(エアビーアンドビー)を使い、東京・渋谷のマンションの一室を取材目的で予約しました。宿泊代は1泊7400円。Airbnbには「サービス料」として2千円が取られます。

 宿泊当日は貸主からメッセージで送られてきた住所をたよりに、スクランブル交差点から10分ほど歩き、13階建てのマンションにつきました。エントランスは全面ガラス張りで、打ちっ放しのコンクリートが外壁に使われているなど、しゃれたデザイナーズマンションのような雰囲気です。

 エントランスはオートロックで入れないため、貸主から指示された通り、マンションの外側から郵便ポストの投函口に手を突っ込みます。指に触れたワイヤをたぐり寄せると、南京錠と部屋のカギが取り付けられていました。メッセージで送られてきた4桁の暗証番号に合わせて南京錠から部屋のカギを取り外し、カギを使ってオートロックを解除しました。

 一度暗証番号を知ってしまえば、悪用しようと思えばできてしまう状況です。このマンションではないですが、宿泊客がいない間にカギを使って無断で中に入られ、家電製品が盗まれたり、無断で宿泊されたりといったトラブルがSNS上では報告されています。