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霊場:二十二番札所が民泊開業 その名も「坊主の宿」

投稿日 : 2017年4月10日 | 最終更新日時 : 2017年4月10日

@niftyニュース – 2017.04.09
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0410m040011/
徳島県阿南市新野町の四国八十八カ所霊場二十二番札所・平等寺が8日、お遍路さんや一般の旅行者も宿泊できる民泊を境内に開業した。隣の札所まで10キロ以上離れているが近隣に旅館は1軒しかなく、民泊で地域のにぎわいづくりを目指す。南海トラフ巨大地震で想定される浸水域外の内陸にあることから、災害時は避難所として活用する。

 民泊「坊主の宿」がオープンしたのは、境内にある住職らの住居「庫裏(くり)」(鉄筋コンクリート造、2階建て)。3部屋あり、1日3組(最大7人)が宿泊できる。1泊2食付き(7000円)なら、地域のタケノコなどを使った家庭料理も味わえる。災害時は被災者が無料で過ごせるよう、阿南市と協定を結んでいる。

 急増する外国人観光客の呼び込みを狙う県が、食事の提供などの規制を緩和して民泊開業を後押しする。宿坊がある二十三番札所・薬王寺(美波町)までは約20キロあり、平等寺で宿泊に迷う歩き遍路も少なくない。訪れる人を地域全体でもてなそうと、寺周辺4軒の民家でも建物の耐震化を行うなど民泊開業の準備を進めている。

 希望者は朝6時からの“お勤め”にも参加できる。開所式で、民泊オーナーの谷口真梁副住職(38)は「寺には井戸水があるので、災害時の食料をしっかり備蓄したい。修行の一環のような宿坊ではなく、気軽に立ち寄ってもらい、晩酌しながら仏教の話ができるような宿にしたい」と話した。【蒲原明佳】